子育て世帯の方が、お引っ越しを考える際に気になるのは、お引っ越し先の子育て環境ではないでしょうか。
この記事では、そのような方のお役に立つよう、大田区大森の子育てに関する相談窓口、手当、住環境について解説します。
大田区大森へのお引っ越しの参考にして頂ければ幸いです。
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大田区大森の子育てに関する相談窓口
大田区大森にある子育て相談窓口を解説します。
子どもと家庭に関する相談ができる窓口
大田区大森には、来所や電話で子どもと家庭に関する相談ができる窓口「キッズな大森」があり、親の悩みや子ども自身の悩みの相談にのってもらえます。
たとえば、親の相談としてよくあるのは、子どもが反抗的、叱り方がわからない、夜泣きがひどくて寝られないなどがあります。
一方、子どもが抱える悩みとしてよくあるのは、学校に行きたくない、親が自分の気持ちを理解してくれないなど、子どもなりの悩みがあるようです。
その他、18歳未満の子どもとその家族に関する悩みであれば、どのような内容でも相談可能です。
幼児教育相談
専門の相談員に幼児教育相談もできます。
相談員は、幼児教育の現場に長年携わってきた経験者なので、安心して話せるでしょう。
幼児期になると、それまでとは異なる不安やしつけ等の悩みが出てくるものです。
少しでも困ったと感じたときに相談できる機関があれば、安心できるのではないでしょうか。
そのため、幼児の遊びや発達・教育に関してのお悩みは、幼児教育相談を活用するのがよいでしょう。
必要に応じて、専門機関などの情報も提供してもらえるため、専門機関の情報を知りたい方にもおすすめです。
悩みごとについて
小学生や中学生の家庭生活や学校での悩みごとは、大田区立教育センター教育相談室で相談できます。
たとえば、家庭内のトラブル、学校でのいじめ、不登校などについて、電話や面接で相談可能です。
また、「子ども電話相談」での悩み相談も受け付けていますので、悩んでいる小学生や中学生も安心して相談できるでしょう。
また、メールで相談したい大人や子どものために、こころの輪(kokoronowa@city.ota.tokyo.jp)というサービスもあります。
つばさ教室
さまざまな理由で、学校に登校できない児童や生徒が通う、つばさ教室もあります。
そこでは、少人数で自主学習や体験活動、スポーツなどをおこない、子どもたちの自立心や適応力を育みます。
対象者は、区内在住の小学校4年生から中学校3年生の児童・生徒で、教育センターの教育相談担当にて受付可能です。
保護者から教育センター教育相談室の担当者に相談した後、必要に応じて、つばさ教室の見学、面談、体験入室等をおこないます。
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大田区大森での子育てに関する手当・助成・支援
子育てに対応する手当・助成・支援として、児童医療費助成制度・児童手当・奨学金貸付制度をご紹介します。
児童医療費助成制度
大田区大森では、児童医療費助成制度として、区内在住の高校生に相当する年齢までの保険診療にかかる医療費の自己負担分を助成しています。
また、乳医療証の場合に対象となるのは、0歳から6歳になった日以降、最初の3月31日までの小学校入学前の乳幼児です。
さらに、子医療証の場合は、6歳になった最初の4月1日から15歳になった日以降、最初の3月31日までの中学校修了前の児童です。
そして、青医療証は、15歳になった日以降最初の4月1日から18歳になった日以降最初の3月31日までの児童が対象になります。
ただし、申請者は原則、児童と同居している保護者で生計中心者の方、乳幼児または児童の住所が大田区内で、健康保険に加入していることが条件です。
児童手当
児童手当は、令和6年10月1日より改正される予定で、所得制限の撤廃により高校生まで支給期間が延長されます。
また、第3子以降の児童への支給額を月3万円に増額され、第3子以降のカウント対象年齢は22歳到達後最初の年度末まで延長です。
そして、支払月が年3回から偶数月の年6回に増えたのも子育て世代にとっては、うれしいポイントです。
変更後の初回支払い予定は、令和6年12月となっています。
児童育成手当
児童育成手当は、大田区内にに住んでいる、年度末の3月に18歳に達するなどの条件を満たす児童を扶養している方、申請者本人の令和5年中の所得が限度額未満の方が受けられます。
ただし、児童が母子生活支援施設、保育園、児童発達支援センター等を除く社会福祉施設等に入所している場合は支給されません。
支給可能な児童の条件は、父母の離婚、死亡、父母のいずれかによる1年以上の遺棄、親のいずれかが重度の障がい者などが挙げられます。
支給額は、児童1人につき、月額13,500円です。
奨学金貸付制度
大田区では、経済的理由により就学が困難な方に奨学金を貸す貸付制度があります。
たとえ、大学・短期大学・専修学校専門課程を希望していても経済的理由から、あきらめなければいけない状況になるケースは少なくありません。
しかし、奨学金があれば、そのような場合でも進学をあきらめずに済みます。
募集期間は、在学生向けに募集する場合だと、4月下旬から6月上旬を予定しています。
進学予定者向けの募集期間は、9月上旬から11月上旬です。
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大田区大森の子育て環境
大田区大森の子育て環境について、施設、スポット、待機児童、病院を取り上げてみます。
施設
大田区大森の子育て支援施設は、区の運営となる児童館が28館、民間運営の児童館が24館など、多数あります。
各児童館でよくおこなわれるのは、専門の講師を招いた子育てに関する勉強会や親子で楽しめるイベントなどです。
また、児童館によっては、生後5か月〜小学校入学前までの未就学児が対象の「児童館一時預かり事業」をおこなっています。
希望者は、1時間あたり500円で子どもを児童館に預けられるため、仕事が忙しいときや、どうしても外せない用事ができたときなどに助かるのではないでしょうか。
この他にも、学童保育、放課後子ども教室などがあり、就学中の子どもが放課後時間を充実させるのに役立っています。
スポット
大田区にあるおすすめスポットは、京浜急行本線平和島駅から徒歩圏内にある「平和の森記念公園」が挙げられます。
ここは、フィールドアスレチックの他、テニスやアーチェリーなど、家族で楽しく遊べるスポットです。
また、園内は自然が豊かで、春の桜、秋のイチョウなど、四季折々の自然を味わえます。
休日などに、家族で充実した時間を過ごすのはいかがでしょうか。
待機児童
大田区では、総合的な待機児童対策に取り組みました。
その結果、令和3年~令和5年までの3年間連続で待機児童ゼロを実現しています。
大田区のホームページを見ると、令和元年には0〜5歳児が合計116名も待機児童となっていました。
しかし、令和2年には35名まで減らし、令和3からは待機児童ゼロまで減らすことに成功しています。
このデータから、大田区では子どもを保育園に入れやすいと考えられます。
共働きの子育て世帯にとって、これは助かるのではないでしょうか。
病院
大田区は、病院も充実しています。
たとえば、大森駅から京急の蒲田駅の間に、「東邦大学医療センター大森病院」があり、新生児科とも連携可能であるとともに、専門医が所属している小児医療センターもそろっています。
さらに、「大田区子ども平日夜間救急室」もあり、平日の20〜23時まで急患の受け付けが可能です。
小さいお子さまの急な発熱など、緊急を要するときなどを考えると助かります。
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まとめ
子育て環境が整った大田区大森には、子育ての悩みを相談できる行政窓口があり、子育て支援施設も充実しています。
また、自然豊かな平和の森記念公園があるので、親子で思いっきり楽しめます。
さらに、東邦大学医療センター大森病院の存在は、大きな安心感につながるものです。
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